子どもの微熱を伴う鼻血
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子どもは驚くほど頻繁に鼻血を出したりしますが、微熱を伴った場合は心配になりますよね。
微熱を伴う鼻血の場合は、以下の病気が考えられます。
蓄膿症
蓄膿症とは鼻の奥には副鼻腔という空洞があり、その空洞に炎症をおこして膿がたまる病気です。
蓄膿症には慢性と急性のものがあり、風邪などのウィルスが原因で起こることがあります。
ウィルスが原因の場合は微熱が続き、鼻をかんだときに膿状の鼻水や鼻血が出たりします。
急性の蓄膿症が続くと慢性化する場合があるので、早めの診察が必要です。
蓄膿症は一度かかってしまうと治療が長引き、薬などで治療する場合は半年以上かかってしまう恐れがあります。重症化してしまうと、手術が必要な場合もあるので要注意です。
自律神経失調症
体や心の活動をうながす交感神経と回復や休息をうながす副交感神経のバランスを自律神経がコントロールしています。
ストレスを感じると、この自律神経の働きが乱れて体に不調が現れます。その影響で、興奮状態になったりして血圧があがり鼻血が出たり頭痛を引き起こしたりもします。
適度な運動や規則正しい生活でリズムを整え、精神的な安らぎが回復への第一歩になります。
熱中症
子どもは大人より熱中症になりやすく、子どもは自分が熱中症だと気づかない場合もあるので注意が必要です。
突然鼻血が出たり、顔が火照って赤くなったり、汗をかかなくなった、ふらふらして行動がおかしいような症状が出たら熱中症の可能性があるので、大人や親が子どもの状態をよく見ておいてあげる必要があります。
疑わしい場合は体を休ませ水分補給をさせて、様子がおかしければ病院で診てもらう必要があります。
一時的な微熱の場合は、たいてい心配いらないですが一週間以上微熱が続くようなら何らかの病気の可能性もあるので、医師の診察を受けることをお勧めします。
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