子どもの鼻血がよく出るのですが何か病気でしょうか
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子どもの鼻血がよく出るので、病気ではないかと心配になるお母さんも多いでしょう。
しかし子どもの場合は、何かにつけて鼻血を出しやすいものです、特に多いのは、鼻の入り口付近にある、血管が多い部分の粘膜が傷ついて出血するものです。
それ以外にも鼻をどこかにぶつけたとか、暑くてのぼせたなどといった場合も出血することがあります。
このような場合はまず下向き加減にして小鼻をつまむようにしましょう。
それで血が止まれば特に問題はありません。
それでも止まらない場合は、鼻にガーゼや脱脂綿を丸めて栓をするように詰めるといいでしょう。
この時は、ティッシュは粘膜を傷つけますので、避けてください。
またビタミンAを多く含む食品を摂ることで、粘膜が丈夫になり、鼻血が出にくくなります。
もっとも、鼻血はよく出るけれど、それ以外は普通に遊んだりしていて、食欲もある場合は、止血さえしていれば特に問題はないと考えていいでしょう。
しかしそれでもよく出る、なかなか止まらないという時は、耳鼻咽喉科を一度受診してみるようにしましょう。
それから気をつけておきたいのは、体中にあざがある場合、しかも、どこもぶつけてもいないのにあざがある場合です。
この時は白血病など、血液の病気が疑われます。
特に発熱があり、子どもが苦しそうにしている場合は、救急車を呼んででも病院、特に血液内科のある病院に連れて行くようにしましょう。
この場合は止血しても効果がありませんし、多量の出血による生命の危険がありますので、あざと発熱には十分に気を付けてください。