鼻血や貧血で疑われる病気
スポンサーリンク
鼻血が出るということは、それほど珍しいことでもなく鼻の内部が傷つくことによって出血し、小鼻を圧迫したりして止血することが出来るのでそれほど心配することもないのですが、出血量が多かったり頻繁に鼻血が出るような人は、貧血を起こす場合があるので注意が必要です。
そのような場合は、速やかに医療機関に行くことをお勧めします。
貧血とは血液の量が減り、体中に酸素がうまく運ばれないことによって酸欠状態によって起こる症状です。
一般的な貧血の場合は、鉄分不足のため血中の赤血球(ヘモグロビン)が減少することによって起こるのですが、白血病も貧血が起こり鼻血が止まりにくいという症状もあるので、鼻血がなかなか止まらない場合は病院で見てもらう必要があります。
白血病は骨髄で作られる白血球が異常な状態になり、正常な白血球が作れない状態になります。
白血球の量が増殖し、赤血球の量が少なくなることにより貧血が起こり、血小板も減ることによって、血が止まりにくくなり出血しやすくなります。
貧血気味で鼻血が止まらない状態の場合は、病院で検査するようにしてください。
鼻血が頻繁に出る、適切な処置を行ってもなかなか出血が止まらない、あるいはいつもに無い症状が現れたら、病院で受診するようにしましょう。単なる鼻血や貧血だと思うと、そのまま放って起きがちですが、鼻血や貧血の裏には重大な病気が隠されている可能性があることを気にしておく必要があります。