鼻血の治療には血管を焼くのが有効
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花粉症で鼻血が出ている方や、小さいころから鼻血にいつも困らされているという方には鼻の血管をレーザーで焼くことが有効です。
レーザーで鼻の粘膜を焼いて固めることで鼻血が出にくくなります。
レーザーで治療したからと言って完全に出なくなるわけではなく、焼いて固めていない毛細血管から鼻血が引き起こされますので注意してください。
レーザー治療が一般的に考えられていますが、他にも硝酸銀や電気などで焼く方法もあります。
大人はアレルギーや血液検査などに異常がなければ何も問題なく手術を受けることができますが、小さい子どもは痛みを伴う場合がありますので、手術ができません。
その場合はレーザーではなく、硝酸銀を塗り薬を使って焼く方法もありますので、まずは医者に相談してみることが大事です。
それでは、レーザー治療はどのような治療が施されるのでしょうか。
処置自体は30分程度で終わります。
しかし、処置の前には血液検査やアレルギー検査などを行い、結果を確認してから手術しなければなければならないので、検査結果を待つ時間を考えると手術までに1週間ほどかかると思っていると良いでしょう。
麻酔を染み込ませたガーゼ―を鼻に入れて、麻酔がしっかり効くのを待ちます。
麻酔が効くとレーザーで鼻の粘膜の中の血管を焼いていきます。
手術中痛みはありません。
処置後は少し鼻に違和感がありますが、鼻から意識をそらして生活していると状態は落ち着いていきます。
治療は意外にすぐに終わりますが、費用がどのくらいなのか心配になる方がいらっしゃると思います。
健康保険の対象になります。
初診料や再診料を加味しなければならないので変動はあると思いますが、大体3000円ほどで片方の鼻の手術ができます。
術後に違和感が続き気になる方は、再診することをおすすめします。