耳鼻科 レーザー治療 鼻血

耳鼻科で行なってくれる鼻血のレーザー治療

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鼻血は鼻を触りすぎて粘膜を傷つけることやストレス、アレルギー性鼻炎で粘膜が弱っている等さまざまな原因でおこることが知られています。
学校や職場、外出先で頻繁に鼻血が出てしまうと、本人はある程度慣れていても、周囲の人に驚かれたり気を使われたりと何かと嫌な思いをしている人も少なくないでしょう。
日常生活に支障をきたしてしまうような頻繁な鼻血は耳鼻科で治療することができます。
耳鼻科での治療の中で頻繁に行なわれているものにレーザー治療があります。
他にも硝酸銀を塗布する方法もあります。
レーザー治療は小さい子供はできないため、硝酸銀で血管を酸化させることでその部位から出血させないようにします。
しかしレーザー治療と比べると効果は少ないといわれています。

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鼻血の約9割は小鼻の内側にある鼻中隔のキーゼルバッハ部位が傷つくことで起こっています。
この部分の血管をレーザーで焼くことで出血しにくくなります。
病院によって若干方法が異なりますが、ガーゼに麻酔をしみこませ、それを鼻に入れて麻酔が効いた頃にレーザーで焼きます。
焼いている時は少し肉が焼けているという臭いがしますが、麻酔も合わせて20〜30分程度で終了します。
耳鼻科でやってもらえるこの治療は鼻腔粘膜焼灼術といい保険適応されます。
初診料や再診料は別で3割負担で片方が3000円程が目安となります。
注意点はレーザーで焼いた後、鼻をこすったりしてかさぶたを取ってしまうと再度やり直しとなってしまうことです。
術後は鼻がじゅくじゅくした違和感がありますが、触らないようにしなければなりません。
血が混ざった鼻水が術後1週間程出る場合があります。
また完全に出血しなくなるわけではありません。
焼いていない毛細血管から出血することもあります。

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